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追記:商標の重要性をご存知ですか?

商標イメージ

みなさんこんにちは

先日商標の住所変更をするため、商標について改めて調べて見た時に便利なサービスを見つけましたのでご紹介します。

■商標情報サービス「ブランドテラス」(外部サービスにリンクしています)
国内最大規模の商標情報サービスで、商標に関する情報を広く一般の方々に提供することを目的としています。

ここで「みらいマーケティング」を調べてみると、詳しい情報が瞬時に確認でき、商標登録をお願いした弁理士の先生の名前まで掲載されていることに驚きました。

みらいマーケティングの登録商標区分

当初、商標を登録したときはこういったサービスはなかったように記憶しています。今やこんな便利な時代になったんですね。

これから商標登録しようとされる方はぜひアクセスしてみては如何でしょうか。

商標登録当時の記事は以下です。


みらいマーケティングの商標取得のご報告

当社では創業直後に「みらいマーケティング」での商標申請を行い、その年の7月に登録が完了しました。実質3ヶ月程度で取得できましたので、かなり早く審査頂けたと思います。

商標登録証:登録第6059216号

みらいマーケティングの商標登録証です

マーケティングにおける商標の重要性

さて、マーケティングの観点から「商標」の大切さを少し紐解いてみたいと思います。

マーケティングとは「商品やサービスを永続的に販売する仕組み・仕掛け」と定義すると、商標とは「商品やサービスの”確からしさ”や”オリジナリティ”」を担保する基本部分に該当します。
(決して良い製品・サービスのお墨付きでは無いのですが。。)

企業サイドから見ると他社との”差別化”や”識別化”をユーザに示し、ユーザ視点では”ブランド認知”から”信頼感の醸成”につながります。
世界で1番有名な炭酸飲料は赤いトレードマークがついており、誰しもがあの味と爽快感を想像出来るのではないでしょうか。

本来ブランドとは、良い商品や確かなサービスの積み重ねが自然発生的・同時多発的におこり、様々な企業努力の末に(時にはユーザに育てられて)強いブランドになります。不断の努力で築いたブランドを知的財産権(商標、特許、実用新案、意匠登録など)は守ってくれる役目もあり、大企業だけではなく中小企業も積極的に取り組む必要があると感じます。

知的財産権は、マーケティング戦略で駆使する差別化、識別化、ブランド防衛の基本となる部分であることがお解りいただけるのではないかと思います。

商標や意匠登録の出願件数推移

商標や意匠登録の重要性は前述のとおりですが、出願件数にもその流れが現れています。
特許庁ステータスレポート2018(外部リンク)によると、2015年頃から急激に出願件数が増加し、昨年は19万件を突破しました。
これは2014年比で実に1.5倍に増加しており、商標登録の重要性が増していることの裏付けとなります。

商標登録出願件数の推移

商標登録出願件数の推移

少し心配なデータもあります。
様々なメディアでも報じられていますが技術立国日本の、技術や工夫の賜物である特許や実用新案出願件数の減少です。
中小企業のマーケティング高度化を支援する当社では、知財保護だけではなく差別化や優位性の観点からも積極的な出願を呼びかけていきたいと思います。

特許出願件数の推移

特許出願件数の推移

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